結婚とともに実家を出た私ですが、何かのイベントのときに実家に帰ると精神的に少しつらくなります。
今まで育った環境は悪くないと思ってきていましたが、このつらさはどこから来るのかと思って色々調べていたところ、
もしかしたら毒親なのかもしれないということを感じました。
なんとなく生きづらさが抜けません
小さい頃からなんとなく生きづらさを感じていました。
世の中の人から見たら普通の家族。
両親がいて兄弟がいる、こんな家庭でした。
学校には何不自由なく行かしてもらいましたし、部活にも打ち込みました。
テレビやネットで見る家庭に問題があるところというと暴力を振るわれたり、お父さんが働かなかったり、わかりやすい何かしらの問題があるイメージだったので、
こんな風に感じている自分がおかしいのか、こんな風に悩んでいるのは贅沢な悩みなのか、などと思っていました。
常に顔色を伺うこともありました
家にいると常に誰かの顔色を伺っていました。
覚えていることとしては、
父が休日に朝ごはんを作ってくれると、その後に母が父が勝手に食材を使ったことにイライラしていたり、
学生時代にお弁当のおかずをもう少し増やしてほしいとお願いしたはずが「お弁当に文句をいうならもう作らないから自分で作れ」と言われ
私が謝るまでの1週間ぐらいは自分で作ることになったということがありました。
これはほんの一部ですが、こんなことが積み重なり母には逆らえないと顔色を伺うようになり
イラッとしそうだなと思ったら、先回りしてご機嫌取りみたいなこともしていたように思います。
今もイベントが憂鬱です
人の感じ方はそれぞれだし、いろんな家庭があることは理解しているつもりですが
夫と義両親の関係を見ていると、これが本当の親子のカタチなのかと思うことがあります。
今は実家を離れているので生きづらさは昔ほどではないですが、
何かのイベントが近づくたびに憂鬱になります。
そんなに憂鬱なら縁を切ればいいのではと言う方もいるかもしれませんが、まだそこまでには至っていません。
最近いろんな方の体験談を見ていると「毒親」というワードを目にする様になりました。
もしかしたら我が家もそうだったのかもしれないなと思います。
一番の対策としては物理的に距離を置くということが良いみたいなので、連絡は必要最低限にするようにしています。
今はそれで落ち着いていますが、もし子どもができたりしたらどんな風になるのだろうかと若干の不安が頭をよぎっています。
どうしても見えない呪縛にとらわれてしまいがちですが、これからも自分の心が一番に守れるようにしていきたいと思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。